拙者とPDR-C その14

  • 2017.06.06 18:00
  • Cat:PDR-C

世界のゆがみを見つけたぞ!





引っ張り続けるPDR-Cでござるが、えー、先日蒲田むげんに持ち込んで弾速計測をして頂きました。
店長がいい顔で「ダメだね、これ」って言って下さいました。輝いてたなぁ、店長・・・。

そりゃ弾速計振り切っちゃダメでござろう(爆


そもそも突っ込んだのが正体不明スプリングだったのでアチャーとは思ったのですが・・・。
で、持って帰って早速PDIの90%を突っ込んだところ・・・セミオートで2点バーストになる2発病が再発(涙
しかもこの状態だとピストンの下がり位置が安定しません。どうにもちぐはぐなタイミングで止まってるような、規則性はあるんだが思ったところで止まってないような。

この状態のままセミオートを続けると最悪ギアロックが発生しそうです。
泣く泣くギアボックスを開封しセクターギアを取り出します。

とにかく判ったのは

PDR-Cは効率よく動作するようにして、低レートスプリングを入れると誤動作を起こすらしい。

ということだけでした。

確実にこうするとこうなって2発病になるっていう検証が出来てません。
逆に

現在の設定でも、高レートのスプリングを入れると正常動作する。
・・・なんでしょね?
スプリングの強さ=モーターへの負荷=ピストン後退時間が長くなり、前進時間が短くなる。
という感じです。
2発出てしまう理由は1発ではカットオフプレートが動作しないことにあります。
2発だと動作する理由が分からない。
後退が早すぎて十分な時間カットオフプレートが下がらないとかそんな感じか?

スプリング選びについて
1.90%スプリングを使って完全動作する。
  理想と言えば理想ですが、90%のスプリングはすごく発射後のバネ鳴りがします。ばい~んて。
  PDIスプリングなのでそれなりにバネ鳴りがしないと定評があるのでござるが・・・むう。
  これ、16:1ギアでフルオートやセミの指切り多用した際メカボにどんな負荷かかかるかすごく怖いんですが;
  対応としては別のバネをとっかえひっかえするとか有るかもしれませんがそんな予算ござらん。

2.謎スプリングを使って、適正出力で撃てるようにする。
  こちらは現在セミでちゃんと動いている(やや怪しい時もある)ので、方針としてはセクターカットで
  ピストン動作距離を減らし、圧縮空気量を減らすことで対応が可能だと思われます。

脳内会議の結果、以下の観点から2.でいこうと決めました。
・加速シリンダを使っている以上、これ以降のピストン後退は必要分以外は減らしても構わない。
・さらなるサイクル向上が見込める。
・最悪FCUにてリカバリできると考えた

セクターカットに関する素人の考察
<目的>セクターのかみ合いを少なくすることでピストンの後退量・時間を減らす。
    これによりサイクルの短縮化、吐圧のパワーダウンを見込める。

<方法>セクターギアのピストンを引く山を両端いずれかでカットする。
    ピストンの山を削るのは1つ削る事でピストンクラッシュの回避にはなるが、これ以上は
    削ってもピストンが引けなくなるので意味が無い。

カットするのは解放側? 引き側?
解放側をカットするとピストンの解放タイミングが早まる。ノズルが戻りきってない(チャンバーが閉鎖してない)状態で
解放されると給弾不良が起こる恐れがある。
引き側をカットすると引き始めが遅くなるにはカットオフレバーの落ちるタイミングとピストンの解放タイミングは変わらないのでこちらが正解
ただしタペットカムの追加やタペットプレートの加工でカットオフタイミングをずらすことがあるのでこの際は解放側を削る意味がでることがある。玄人技なのでやらない方がいい。

PDRのセクターカットの目的
1・強いバネを使ってセミオートの動作を確立する
2・強いバネを使ったときの吐圧をパワーダウンして、適正値にする。

最悪でも2は達成できる。1は達成できなければFCUで対応をする。


まずは基本となる引き側(後方)2枚カット。
これで適正値を上回るならもう一枚カット。
逆に足りなくなればカーラーでスプリング基部をかさ増しします。

ボール盤にカッター砥石を装着し、ガリガリ削ります。鉄粉をまき散らさないようにペットボトル製のフードの中で作業します。

SHSのセクターギアが硬ったい;
砥石歯を2枚ダメにして中程までしか切れません。あきらめて実家のディスクグラインダーを使いました。;

で、それがこちら。荒い状態ですがまずはテストです。
PDR_C_048.png
PDR_C_049.png

動作は問題無く出来ます。回転も上がった・・・みたいな?
きちんとした弾速計が来ないと判らない所です。

出力問題がクリアされ、その上で2点バーストが出るならもうお手上げです。120%スプリングを買ってきてぶち込んで出力調整をもう一度かけ、FCUで調整することとします(泣

発射サイクルをきちんとしたい場合、もう一つの対処方法として磁気ブレーキ機能のあるFCUを導入するという方法があります。
半田付けができる拙者としてはこの方が楽なんですがここまで来た以上はまずは制御系ではなく駆動系で解決したいという意地です。
またセクターカットによりピストン動作距離が縮むことで連射速度の向上も見込める。

セクターカットしてみたのですが・・・90%スプリングではどうしても2発病が出てしまいます。

M100は時により出る、という感じです。むううう。
もうどうすりゃいいんだ、と頭を抱えたところでFaceBookのフォーラムで天恵が。

それはカットオフ機構の見直しでした。
PDR_C_050_2017060613180243b.png

写真はPDR-Cのメカボ側面。固定されている二枚のプレート(E-130とE-132)はいずれも部品名はファイアリングプレートとなっていますので、ここでは便宜上、上のE-130をトリガープレート、下のE-132をスイッチプレートとします。

PDRはトリガーバーで前後の引き動作をするトリガープレート、それによって動作するスイッチプレートがあります。
スイッチプレートはセミオート時、カットオフレバーのノッチにより下方にずれ落ちることで、スイッチOFFの
状態になります。
このため、プレートは後ろ斜め上から引き上げる形でバネで接続されています。

このバネを弱い物に交換する事で、セミの動作が良くなると言うのです。

言われてみれば納得です。このテンションが強すぎると、正確にカットオフ動作が伝わらなくなります。
同様に反対側のマガジンキャッチプレートのスプリングも弱めることで動作がスムーズになります。
早速ホームセンターに行って適当なバネを物色してきます。

で、交換したのがこの状態。
PDR_C_051_2017060613180425a.png

トリガープレート、スイッチプレートの引きしろで、長さがぴったりの物は流石にありませんでしたが、長い分にはラジオペンチ一本で加工できます。バチンと切って曲げるだけ。

これで動作を確認したところ、100%スプリングでの動作が驚くほど安定しました。

まあ、こうなれば100%スプリングで問題無いわけですが、ちょっと癪でござるな。


とにかくここまで動くようになったので、ようやくメカボとチャンバーを接続して初速の計測です。

さて、いそいそとロアーに組み込んで・・・。

ガッ バツン。

ちくせう! またヒューズが逝った!!!

こうして開閉地獄は続くのであった。orz

まあ、諸君、ブルパップはいいぞ!(@w@)

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