拙者とPSO2その07

  • 2012.08.07 13:07
  • Cat:PSO

夏の夜の怪異


それはデバンドドリンクの材料集めで火山へ向かった時のことでござる。
あいにく連れだって行く御仁もおらず、拙者は、一人さみしくマグマの煮えたぎる地下へと潜って行った。
時折聞こえる唸り声、マグマのはぜる音。
拙者はなにかに憑かれたように一心不乱に大剣、槍、自在槍を振るい敵を駆逐していた。
いつしか、拙者はただ一人、ぽっかりと開けた空間に立ち尽くしていた。
もとよりあてどなく彷徨っていた故、どうやってそこまで来たのか、どれくらい時間をかけたのかすら覚えてはいなかった。
ただそこそこに消費したメイトが、その道中がけして短くなかった事を指し示していた。
目的となるドロップ物はさほど手に入らず、ソロであるが故話す事もなく。ただただ疲弊しただけでござった。

今日はもう上がってしまおう。幸い2つグラインダーが入った。これを持って行きつけのドウドウの店に行き、防具を強化しよう。またぼったくられるだけかもしれないが、なぁに、ここで一人彷徨っているよりはましでござろう。

そんな時、目の前に大型のフォトン反応が発生した。

ダーク・ラグネが出現したのだ。

拙者が我に変えるのとオペレーターが緊急ミッションを掲示するのがほぼ同時だった。
とっさにチャンネルを切り替え、出現位置と援助要請をスケル値で叫ぶ。
すぐに誰か来る。そう信じて大剣を振るう。
二合、三合と攻撃を仕掛け、かわし、走る。
もうすぐだ、もうすぐ誰か来てくれる。
ダークラグネの射線上からダッシュで回避し、腕をかいくぐり、後ろ脚に切りつける。
まだか?! まだなのかっ!? 早くしてくれ!!
拙者はそう念じつつもう一度叫ぶ。誰か、誰でもいい、誰か来てくれ、と。

だが反応は一つも帰ってこなかった。

そう、一つもだ。マルチパーティエリアには拙者しかいなかったのでござる。

戦闘はかなり長い事続いたように思う。時間を測っていたわけではないが、たった一人で相手をしているのだそう簡単には終わらない。事実モノメイトはすでに尽き、戦闘していたブロックは横に3つも移動していた。

移動したおかげで岩山を遮蔽物として使えるようになった。ダークラグネの飛ばしてくるカッター状のアレは岩山を挟む事で無効化が出来る。そうしたやりくりをしていると突然、ダークラグネが大きくジャンプした。
とっさに岩棚に駆け寄る拙者。岩山を背にして降下してくるラグネを待つが…降りてこない。上か?!

慌てて振り返った拙者の目にとんでもない光景が現れた。

pso20120805_175946_001_RR.jpg

ラグネの早贄(はやにえ)…。
一体どのような生物があのダークラグネを早贄にしたのか・・・拙者には見当もつかない。ただ、この惑星にはまだ我々の知らない怪異が存在するのは、間違いがなさそうでござる・・・。

その後、ダークラグネは懸命にもがいているが一向に落ちてくる気配がなく、拙者はブラオネットを引き抜くと介錯をしてやる事にした…。
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Comment

じっくり読ませますねぇ・・・!

ラグネ、その性質上でひっかかったりしてるのは見たことありますが
あのような変なところでもがいてるのは初めてみましたよ。
惑星アムドゥスキアの七不思議になりますな(ぇ

夏の夜に相応しく、怪談風にしてみたかったのですが如何でござろう?w
少しでも涼しくなったら幸いですw
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