燃え尽きたでござる。真っ白に

Hucast ZANは PSOマッタリチャレンジロビー通称:抹茶に所属するチームメンバーである。
彼の所属する抹茶は初心者にPSOチャレンジモードを理解してもらおうとする秘密結社である。
初心者の足を引っ張らないようにする為、彼は日夜戦い続けるのである。
(声:中江真司)

その日、拙者はZAN試験型で2回目のEP2チャレンジを終了させた。自分のキャラで2周。そしてヘルプで入ったものも含めれば3,4周はしている計算になる。そろそろHucast以外のキャラもやらねばなるまいと考えてつつ、カウンターに向かうと、今回は普通に鎌をもらえた。よかった…。前回はハカセが裏から手を回してヘンなものがきたからな…。
もらった鎌を手にロビーを出ると拙者のセンサーアイに正気を疑う物体が飛び込んできた。
リリーである。パイオニア2の中にリリーが、それも高速移動でこちらに迫ってくるのでござる。
(何のことだか良くわからない諸兄はELDさん家の日記(http://pub.ne.jp/feerya/)を参照されたい)
よく見ると首(?)にリードがついており、そのリードの先には手首が絡まったまま空を舞うのは…ELD殿?!

「とぉぉぉぉめぇぇぇぇてぇぇぇぇぇぇええぇぇぇぇえぇ!」

う、うむ、なんだかよく判らないが、あい判った。
―――大方シャーウィン殿あたりに散歩に連れてくように言われたのでござろう。無茶言うなぁ…―――
幸いここには新品のGRIDE SCYTHEがある最初の錆にしてくれよう。ククク。
迫り来る花! 拙者は足幅を開き、腰を落とすと、受け取ったばかりの鎌を背に回すように構える。
―――見切った!
狙うはその首。斜め下から鈍い光が駆け上がる。が―――
「?!」
その一撃は葉によって受け止められていた。馬鹿な?! ESウェポンが葉ごときに?!
リリーはつぼみをすぼめて「チッチッチッ」と舌打ち(?)するともう一方の葉をひらひらとさせて『やれやれ』という顔(??)で首(???)をふる。
「―――!」
拙者はすかさず後方に飛び退く、とその足元にメギドが炸裂する。
チッ
今度の舌打ちは悔しそうだった。
「ふ、残念でござるな。その攻撃には慣れているでござる…ハカセのおかげでな!」
拙者はもう一度懐に飛び込む。メギドは離れ際に放った。近接して攻撃を続けないとまた食らいかねない。
死の匂いの風を巻き、鎌がリリーに迫る。薙ぐ、払う、叩く。
だがその一撃をリリーが葉を巧みに使い、いなす、交わす、防ぐ。
―――この花
拙者は違和感を感じつつ攻撃を続けていた。おかしい、いくらなんでも出来すぎだ。拙者の攻撃をここまで防ぐとは…。
後から知ったことだがなんでもこの花、ユギ殿が戦闘を仕込んでいるらしい。
その上この花、先ほどからESウェポンの攻撃を何度も防いでる。おかしい。最強であるはずのESウェポンが何故ここまで防がれるとは…。
「!!」
拙者はそこで自分の間違いに気がついた。
そう、ESウェポンはまさに最強。だがその真価はグラインダーを大量につぎ込みむことで発揮される。
つまり、今現在この鎌はそこそこ程度の強度しかない。その上、拙者自身もロビーに出てしまったのでマグすら身に着けていないのである。
その一瞬の逡巡が全てを喫した。
鋭い葉の一撃が拙者の延髄をべしん、とひっぱたいたのだ。
「…くっ、不覚…」
システムダウンしていくさなか、拙者は見た。秋子飯店の女マスターが中華なべとお玉を持って駆け出してくるのを…。

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