ZERO・DIVIDE


マキシマムアタックも10倍期間も終了し、ちょっと一息と思ったら、すぐに新規アイテムの追加があった。
なんでもはるか遠くのグラール太陽系は大混乱の様子だったが、こちらは全く問題ない。
そう、問題はないのだが…。
「問題なのは、新規アイテムが出ないことなのでござるよなぁ」
拙者がそうぼやくと疲れた顔をしたセルパが深いため息をつく。
「まったくです…」
考えてみればセルパは、シンセスタを手に入れるために来てたんだよな…。
「新規ドロップがどうなってるか分からない今、自分はどうしたらいいのでしょう?」
帰れば?とはいえないしな…むう。
拙者がそんなことを思案していると、がちゃりとドアが開いてDANが帰ってきた。
すでにケーキの効果は切れており、普段のジジイに戻っている。…やはりこの方が精神衛生上よろしい。
「ふぉ? なんじゃ、二人ともおったのか」
「あ、ああ。…DAN、おぬしはどこか行って来たのでござるか?」
「あー…うむ。ちょいちょいっとな。そうじゃ、おぬしら、ゼロディバイドというのを知ッとるかの?」
「むう、ゼロディバイドでござるか?!」
「なにい、知っているのか雷電!?」
誰が雷電だ、誰が。
「その昔、ある科学者が作った攻撃性プログラムZURU、その暴走を止めるべく送り込まれた攻性プログラム達の死闘、それがゼロディバイドでござる」
「…違います。ゼロディバイドというのは確か…新種のトンファーっ」
「そうそう、そっちじゃ」
「まだいくつもの新アイテム同様、ぜんぜん蔭も形も見てな―――」
「でたぞい」
「―――い?」
かなり面白い顔してるぞ、セルパ殿。うむ、皆に見せられないのが残念なほどに。

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