ECOの世界にこんにちは

さて、荷造りを終え、転送した拙者はTCPIPプロトコルにより電解され、再構成され、エミルクロニクルの世界へと降り立つことになった。この地の名はアクロニア、住まう民はエミルの民、そしてパラレルワールドからの参入者であるタイタニアとドミニオン。
かつて、この地には高度な文明があった。人々は新たな資源確保の為、宇宙と地中からのエネルギーを得ようとした。だがその試みは失敗し、繋がるはずのない、隣り合わせの世界が出現し、混乱したという。
さて、どうしたものか。
拙者はしばし逡巡した後、ドミニオンと呼ばれる種族に目を留めた。
黒いツバサを持ち、飽くなき戦いと勝利を求める一族…フム。
そして引き込まれていく。潮流にのり、あまたの流れの一部となって。…あー、なんかあそこらへんで引っかかってるのが居るでござるな。キザそうな長身ロンゲで刀持ってる奴。ライフストームがどうのこうのとか言ってたが…なんでござろう? まあ、拙者には関わりの無いことだな、うむ。

やがて目覚めた時、拙者はドミニオンのZANとして、アクロニアに立つことになった。
二本の足で立ち、ぐるりと見渡し、はっと気がついた。
「これは…何故だ?!」
拙者は絶叫した。
「なぜツバサがあるのに空が飛べない?!」
そんな拙者の後ろを、タイタニアの若者が白いツバサで羽ばたきながら、すーっと飛んでいった…。

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