拙者とPSPo2 その11

「さあ、一人で考えよう!(前編)

薄暗い闇の中、上からのスポットライトが一体のヒューキャストを照らし出す。
司会ZAN「ではこれより、第三万九千とんで二回目の脳内会議を行う。議題はこれでござる」

フリップが示される。そこには墨痕淋漓とした書体でこう書かれていた。

インカム買うの?買うならどれよ?

司会ZAN「さて、では必然性から頼む」
そう言うと彼の上のライトが消え、車座になったコメンテイター席の一つ、司会を12時とするとちょうど3時の席の上に移った。当然映し出されるのはヒューキャストだ。
必然ZAN「ウム。では説明しよう。用途は3つ」
彼もまたフリップを出す。そこには楷書体でこう書かれている。
1・PCでのSkype使用
2・iPhoneでのSkype使用
3・iPhoneでの携帯通話使用(バイク移動中含む)
4・PCでのゲーム音声再生
5・iPhoneでの音楽再生

必然ZAN「これは拙者の中での利用目的を重要度順で表示したものでござる。一位はSKYPE利用でござるがいずれも重要度が高くさほど差はないと考えてほしい」
司会ZAN「…3つって言っておいて5つあるのは?」
必然ZAN「勢いでつい…いや、4.5についてはさほど重要視してないが、できるということだな、うん」
司会ZAN「フム。では反対意見を頼む」
新たに灯ったのは9時の席にいるZAN
無用ZAN「ウム。まず、これを見てくれ」
全員またかよ、と思っていたが口には出さず、そのフリップを見る。
・高い(どんなに安くても3000円以上。高いものだと14000円程度。
・コード付きでも問題ない。(iPhoneならイヤホンマイクでskype可能)
・PC用には本体からケーブル接続するインカムで十分。
・バイク? 有線で十分。ノイズも乗らない。
・PC? なにそれ、おいしい?

一同沈黙。そして一斉にライトがつく。皆が一様に呆れた顔で無用ZANを見ていた。

無用ZAN「な、なんだ皆その眼は」
司会ZAN「いや、内容はいいんだが、な。…なぜ丸文字なんだ? そのフリップ」
必然ZAN「さすがに丸文字は拙者のキャラじゃないでござろう?」
仕様ZAN「そうだな、ちょっとそれはないのではござらんか?」
予算ZAN「フォントなんてまだいくらでもあるだろうに…」
無用ZAN「知らん! アシスタントディレクターから渡されたのがこれだっただけだ!」
司会ZAN「ADって…」
無用ZAN「ええい、どうせヤフーブログに乗ったらわからんのだっ。ともかくだな! わざわざ高い無線インカムにこだわる必要はないと拙者は言いたいのだ!」
司会ZAN「となると、インカム自体の必然性は認めると?」
無用ZAN「イヤホンマイクで済むところはそのままでいいと思っている。ただPCのことは知らん」
必然ZAN「あー、PCとの接続にはさらにbluetoothアダプターの購入が必要でござるな」
経理ZAN「予算的な問題が…」
司会ZAN「はい、では経理からどうぞ」
ここで思い出したかのように4時のライトを残し全てが消灯。
経理ZAN「えー、まず予算枠選定からですが…一〇〇〇〇円まで出せます。それで何とかしてくだされ」
必然ZAN「なっ ジャブラやプラントロニクスではだめか!」
経理ZAN「んな高いメーカーのは無理でござる。インカムだけで一万超えるではござらんか;」
必然ZAN「なぜだ!」
経理ZAN「すでに前々回の会議でリボルテックのレーバティンとアーバレストの購入申請が可決されていて、予算が足らないでござる
一同ZAN「「「「あー、じゃあしょうがないな、うん」」」」
必然ZAN「むぐぐぐ」
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