拙者と読書

ひさびさにハードカバー小説を読了した。
アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風
神林 長平(著)
読了感がすごかった。
しょっぱなの「私はJAMである」から始まる所にしびれた。
ついになされたJAMから人間への宣戦布告、これが前作の「グッドラック」からちゃんと繋がっている。
その時、フェアリィ星では、だれが、なにと戦っていたのか?
機械と、人間と、JAM。この三つ巴の戦いがどこへ収斂していくのか。
自分とは? 勝つとはどういうことなのか? なにに負けたくないのか?
JAMの目的、雪風の考え、人の意思の在り処。
誰が撃つのか、何を撃つのか、己を撃つのか。
巷で言われる「戦闘哲学SF」度がさらにアップしてます。
かなり硬派な文体がそれに拍車をかけて難解にしていますが、
それでいて人を引きつけて止みません。
まさに[考えさせられるSF]と言えるでしょう。

とはいえ拙者の中央演算装置では一気に読み切ることができず、
ゆっくりと、1ページ1ページを噛み砕き、飲み込むようにして理解していく
感覚で読み進めていきました。おかげで読み切るのに1カ月もかかりました;

最近はラノベも食傷気味で活字に全然触れてなかったのに
いきなりこんな重い作品を読むのもどうかと思いましたが(苦笑)

職場行き帰りの電車でもう一度「戦闘妖精・雪風 改」から読み直すか…。


で、もうひとつびっくりしたものがある。
メディアファクトリーの雑誌、コミックフラッパーで連載中のコチラ。
復活の地
みずきたつ(原作:小川一水)(著)
そう、知る人ぞ知る和製震災SFの傑作、復活の地のコミカライズ作品。
小川一水氏は上記の神林長平氏と並べて拙者大好きSF作家のトップなのだが
その作品がよもやコミカライズするとは思わなかった。
漫画家のみずきたつ氏は聞いたことがない…いやまてよでもこれは…。
と、記憶のログをあさったらびっくり、アドバンスド・オブ・Zのコミック版を執筆された方でござった。
無論ガツっと購入して帰りました。
小説版とは幾分異なった設定が垣間見えています。これが今後の展開にどうつながるのか。楽しみでござるな。
そして読み終わってはたと気がつく。

おかしいな、拙者たしか八房氏のスーパーロボット大戦の新刊買いに行ったはずなんだが…
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