拙者とWF2010 その01

えーとしばらく更新できなかったのでござるが先日伊豆まで法事に行ってまいりました。
他にもいろいろあってネタにできなくもないのだが

これをネタにすると多方面に迷惑がかからない気がしないもでない

のでやめておきます。

いや、「丸の内のビルから眺める朝焼けin現場」とか「驚異の墓掘り職人」とか
「ラックマウントレール最強王者決定戦」とか「湯けむりの向こうにローマを見た!」とか「大回転!ラック7連」とか「重機持ってこい、重機」とか…。

まあ、なので当たり障りのないネタで披露して以降と思います。ハイ。

ワンダーフェスティバル2010
えー、今回も行ってきました。ご存知、造形物の祭典。ガレージキットの即売会です。
ガレージキットとは企業が一般流通向けに販売するものではなく、個人が作成したもののことです。当然版権がカラムので一般流通に流したりとかはできないのですが、その問題を解決し、一般販売をしようというのがこのイベントです。
ようするに個人がガレージで作れるキットでガレージキットでござるよ。
これがあるから一年を乗り切れるとか、前回買いそびれたアレを買おう!とかいろいろあったですよ。

第一章・夜明け前

その日、拙者はまだ暗い空を見上げつつ、集合地点へと徒歩で進んでいた。
普段とは違う装い、フード付きのMA1、下はGパンの上に防寒パンツ。靴はトレッキングシューズでつま先には使い捨てカイロを当ててある。
口元はスカーフで覆い、冷たい外気をそのまま吸わないようにしている。完全防寒仕様だ。
手袋をした指先の動きを確かめつつ、拙者は内心完璧だとほくそ笑んだ。
これだけは普段と変わらないマグフォースのナップザックを担ぎ、交差点へと到着するとすぐに銀色の車が止まった。
「おはよう二人とも」
拙者が声をかけると助手席が開き、運転席側に座った参謀長(あだ名)が手招きした。
「おはよう斬奸。乗ってくれ」
「おはようございます、斬奸さん」
拙者が乗り込むとお嬢(コードネーム)が後部座席から声をかけてきた。
「うむ。二人ともご無沙汰でござるな」
「新年会以来ですね」
「ああ…」
お嬢の受け答えに参謀長は軽く相槌を打ち車をスタートさせる。
一路東へ、千葉へ、幕張へ。315号をひた走る。朝焼けが夜の帳を追いやっていた。
「参謀長」
「ん?」
「エアコン効かせすぎ」
「む…」
参謀長は寒がりだった。

第二章・早朝

現地に到着したのは6時12分ごろ。理想的な時間だといえる。駐車場を後にして拙者たちは会場方面に向かう。
途中で搬入案内をするスタッフを捕まえ、一般客の集合場所を確認する。
この一般客の集合場所というのが曲者で、その時間帯によって変わるのである。
なんせ収容しきれなければ別の場所に列を作るしかないのだ。こればっかりは毎回違い、通年の経験なぞ生きやしないのである。
今回は会場敷地内に入れられた。この時点でカタログを確認させられる。(※ワンフェスではカタログが入場チケットの代わりになっている為)
すでに多くの人が並んでいた。拙者たちの列は会場の裏手に位置した。
時刻は6時半。ここから10時まで。寒冷地獄が始まる。
8時には列が動く。これは列を一端詰めさせる為だ。
拙者は自分の後ろにある程度の列ができたことを確認すると、すぐそこにある自販機へと向かい、缶コーヒーを購入する。
熱いそれが逆に冷えた体を実感させられる。喉を通り越し、胃の中まで到達した熱が体を目覚めさせるように。
拙者は列に戻ると愛用の折りたたみ椅子をナップザックから取り出し、腰を下ろす。参謀長とお嬢はブラケットを出して地面の上に直接座る。お嬢が拙者を見上げて尋ねる。
「椅子ってあった方がいいんですか?」
「む、個人差があるから何とも言えぬが…拙者はあった方がいいと考えている。今回は座る時間が短い故、背もたれのない奴にしたが本来なら背もたれのついた奴のほうがいい。体への負担がまるで違うからな」
拙者はそう言って椅子を見せる。折りたたむと3本のポールを中ほどで束ねたような形になる。この束ねた部分がリングになっており、座面のシートの開きでリングが支点となり脚になる部分が開く単純な作りだ。アルミ製で軽い。
「温度保持の面でいうと座ってしまった方が風に当たらない分、暖かいといえる。足元を風が抜けるのでな」
拙者の場合は下ばきが二重になっているのでさほどではないが座面はすこし冷たい。
次回は何か対策を講じよう。

つづく
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。