拙者とシンナー

人生には自分を振り返ってみたくなるときがあると思うの。べ、べつに総集編とかでスタッフが楽をしたいわけじゃないんだからね!


仕事が忙しくて模型が進められませぬ。そこで先日起こった悲劇をお話ししよう。
拙者の作業スペースは狭い。3畳分のスペースである。
そんな中、工作、塗装まで済ませる為工具塗料が散乱している。
平日、拙者は職場から戻り、食後に工作をしつつメール、WEBチェックを行っている。
土日は出かけるか、模型いじりをするか、本を漁るかの三択。根をつめてる模型に携わっているとほぼ模型一択になる。

それはそう、テッカマンブレードを作ってて行き詰まり、F2型をチマチマ作っている時のことでござった。

拙者はいわゆる無改修の「ストレート組み」をほとんどしない。が、時折無償にサクッと作ってしまいたくなることもある。
そうなるとわき目も振らず取り掛かり、パーツ数の少ないHGUCモデルだと、パーツ切り離し>組み上げ>部分塗装>トップコートを休日一日で終わらせてしまうこともある。
当初F2型もそうやって終わらせようと組み始めた。
が、組んでいくうちに欲が出て、ああ言った改造を施すことになってしまった。
この段階でシンナーの使う量はほとんどない。部分的に接着剤を使ったのと、どうしても先に塗ってしまいたいところを筆で少々塗ったくらいだ。

だというのにシンナー臭がぬけない。
先日までいじってたテッカマンブレードはまだシンナーを使う段階にないというのに。
はて?と思いつつ10分ほど窓を開けて換気をし、作業を続行。飯の時間と相成った。
作業に根を詰めすぎたのか頭もイタイ。休憩も挟んでぼーっとして、それから部屋に戻る。
戻ってみるとまだ若干シンナー臭がする。
これはおかしいのでは? と思いもう一度確認をするとなんと、

引き出しの中でタミヤ製流し込み接着剤(緑)の瓶が倒れ。中身を盛大にブチまけていた。

引き出しを開けた途端鼻をつくシンナー臭。そしてひどくなる頭痛。拙者は理解した。

あ、頭痛はコレのせいか!

どうやら作業に没頭している間は嗅覚がマヒしてたらしい。かなり尋常でないシンナー臭。
拙者はおもむろに引き出しを引き抜き、バルコニーに持ち出した。外は雨が降り始めていたがなりふり構っては居られない。中身を全部チェックし、接着剤で使い物にならなくなった部材は泣く泣くゴミ袋に入れ、そうでない物はシンナーでぬぐい、引き出しと共に一晩放置。

翌朝、雪の下にうずもれた引き出しを雑巾で拭き、戻したのでござった。

いやぁ、シンナーで気分悪くなったの初めてでござった。
教訓:嗅覚はあてにならない。…トホホ。

ちなみに拙者の使ってる溶剤でワーストスリーが
1.ガイアノーツ製ツールクリーナー
2.メッキ塗装剥離用イソプロピレンアルコール(ガソリンの水抜き剤)
3.流し込み接着剤
でござる。orz
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拙者と百舌谷さん

人には『愛読しているが、けして他人には薦められない書物』が一つはあると思う。



「篠房六郎」氏という漫画家さんがいる。拙者はこの方の描く漫画が大好きだ。

最初に読んだのは「空談師」という作品。
仮想現実ゲーム世界、BORDを舞台に繰り広げられる、ある組織に所属するすご腕プレイヤーキラーを中心とした物語。
全体的にダークな雰囲気を醸し出すスト―リー、最初はその世界観からとっつきにくい漫画だが、読めば読むほど「なるほど」と思う作品。ことにMMORPGなどをプレイしたことのある人にはお勧めな作品だが作品自体のイメージが重く、お勧めできない。(しかも表紙とカバーにギャップがありすぎる。どんなトラップだこれ

次に読んだのが同じ世界観で展開する「ナツノクモ」。
自らの所属するグループ、「精神動物園(この響きからしてすでにヤバイ)」を守る為に雇われた廃人プレイヤーキラー、「エンジン男」を中心とした物語。彼がなぜプレイヤーキラーをしているか? なぜ廃人プレイヤーなのか? 精神動物園を作った人間とはどんな人物なのか? そこに集う人々とはどういう人たちなのか? 様々な問題をはらんだ疑似空間の生活がおりなす人間模様。そして壊れ気味のギャグ。一言で言い表すとあまりにも混沌としていてお勧めできない。(いや、いい作品なのよ。ホント)

「百舌谷さん逆上する」は三番目に拙者があった氏の作品。現在連載中。
現代の奇病「ツンデレ」を患う少女を中心とした物語。
…えーと、うん、前述の二つに比べてダークさは少ない…かな?;
舞台も現代社会?だし。さしてとっつきにくくもない…内容はともかくとして。
ないんだけど…うん、ごめん、やっぱりお勧めできない。なんというか…えと、ギャグマンガ、でござるよな? これ。なんだけど…どうしてこう、2ページ読み進むたびに本を閉じて歯を食いしばらねばならないのでござろう。文才に恵まれぬ身としてはこの感情を、この衝動をどう表現していいのか甚だ説明に困る。

なんというか、ものすごいのだ。絵にも力があり、ストーリーも骨太。天井知らずのテンションと個性溢れすぎるキャラクター。そして一方的な思い(込み)と果てしなく裏目に出続ける権謀術数。

よくもまあ、こんなストーリーをこんなタッチでここまで描き切ることができるのか、と只々感心するばかりでござる。

だがうん、よい子にはお勧めできない漫画でござるな。

拙者とMS-06F2

人生には生き抜きも必要だと思うのでござるが、息抜きの合間に人生やってるような先輩は如何なものかと


かなり流行に乗り遅れましたが今更HGUCのMS-06F2を購入しました。
F2ザクといえば0083で初登場したMSですが、そのデザインルーツはデザイナー、カトキハジメ氏がガンダムセンチネルという模型誌連載の最終回で描いた一枚のイラストにあることはあまりにも有名な話。
当時のデザインは「アニメでは省略されていたラインを突き詰めるとこういうものだったのではないか」という想像図のようなもので、いわば「MS-06ザクver.K」とでも言うべきものでした。
当時センチネラーだった拙者も「なるほど、こういうアレンジがあるのか」と感動した覚えがあります。拙者の中で理想のザク像と言えるかもしれません。

時がたち、OVAでF2ザクという存在でリファインされたときには「とうとうキット化かでござるな!」とワクワクしたのですがバンダイは華麗にスルーしました…orz。

さらに時がたち、1/100ラインナップのマスターグレードモデルで漸くF2型はキット化されたのですがこれがすごいデブイザクで…orz
「こんなの拙者の知ってるF2じゃない! 責任者出て来い!!」と組んだキットを再び箱にしまい込みサイクルマウンテンの地中深くに埋めてしまいたくなる代物でした。

そして時が流れ…。
ついに手軽なHGUCモデルでキット化されました。それもかなりイメージに近い形です。
ガンダムセンチネルの最終回が1990年の7月号ですからなんと20年! ついに理想のザク像が手に入ったのでござる!
それがこちらっ!!


でも買えたのは連邦仕様orz ジオン仕様は売り切れてました…あああorz
見ての通り、腰を改造しています。2mm増ししてます。


ご覧の通り、軸を関節技の軸に置き換えてプラ板積層で高さを稼いでいるだけです。
これは別に作っているB3グフと並べたとき、デザインラインをあわせるために行った作業です。



スパイクアーマーはー通常この通り頭にカブってしまいますが・・・


改造でごらんの通りになります。


その理由がコレ、斬奸式装甲可動軸!(大げさ)


最小限の加工によりスパイクアーマーの軸位置をずらすことができるようになります。現在の課題は強度でござるな…;

以上、ちょっと寄り道モデリングでござった。

拙者とテッカマンブレード その06

最近出先で開拓するレストランが悉く外れなのはゴルゴムの仕業に違いない


というわけでテッカマンもだいぶ組みあがってまいりました。今回はその中でも一番の特徴といえる肩部分の製作です。



写真は左が展開時、右が閉鎖して上下逆さになっています。・・・水色っぽいのはマスキングゾルです。
どうも拙者のキットは片方の軸受け(ボールジョイントを差し込む部分)がゆるかったのでマスキングゾルを落として強度を上げてあります。

肩部分はボルテッカを仕込む形になるのでかなりのボリュームがあります。左右のパーツを間違えずに組むとぴたりとおさまる設計が秀逸です。


ごらんください、この収まり具合をっ! ハラショーです、マーベラスです、ディモールトすばらしいです。

惜しむらくは白い基部パーツの前後にパーティングラインがあるのでそこだけはヤスリで丁寧に削ってやる必要があります。拙者は800>1000>コンパウンドで仕上げました。

組み付けで気になるのがボルテッカ基部のグレーのパーツです。左はすんなり入ったんですが右が偉い硬かった; お湯につけて柔らかくしないとちょっと壊れそうで怖かったです。

後日試行錯誤した結果写真のように入れてやるとすんなり入りました。orz



ボルテッカの光学器官はクリアグリーンのパーツです。…これ、なんか気泡が;;
どうしよう、このまま組んでしまうか、なにか別の手段を考えるかしないと…うーむ。
肩のセンサーパーツもクリアパーツになっています。こちらは気泡がなかったのでそのままつけ…あれ、一個足りない?!?!

クリアパーツが一個足りません。表面処理の為、両面テープで固定していたのですが一個だけ行方不明に…!!

もしかして、…捨て、ちゃった…?



…おのれディケイド orz

拙者とテッカマンブレード その05

俺達の戦いはまだ始まったばかりだ、いくぞっ!(未完フラグ)


…すいません、風邪ひいたりイロイロあったので更新が遅れておりました。
実際その03、04は記事の準備が出来てたのであとは写真UPするだけだったのですがどうにもいい写真が取れておらず、それを取り直すのにもおっくうな状況が続き、モチベーション回復に時間が掛かった次第です。いやはや…。

さて、気を取り直してまいりませう。
今日は、ウデです。



左腕、基本パーツ構成のみの写真でござるな。
まだ黄色い化粧パーツと左手のシールド取り付け基部の穴隠しはつけてない状態。
前腕部は左右パーツが違いますので注意が必要でござる。まあ、個々は流石にシールド取り付け基部があるので間違えないと思いますが・・・。
肩のパーツにはボールジョイントの軸だけを利用するように説明書に書かれています。
拙者はこれを3mmほど軸を短くして接続しました。(こうすることでより肩アーマーが胴体に密着します。ただしこれをやると肩の可動範囲が若干狭くなるようです)



化粧パーツを追加した腕。下の左腕の肘下にシールド基部があります。
ここもフタ裏に両面テープを利用しました。うーむ、万能でござるな、両面テープ。



オマケ


・・・トロテッカーーーッ!!



Upするの遅れたからもう賞味期限が過ぎてるでござるよ・・・。

拙者とテッカマンブレード その04

この斬奸が許せないことは、豚角煮のゆで卵を大皿の中で割ることだ!


さて、胴体の組み立てに行く前に太ももの黄色いパーツを忘れてました。
ここも左右を間違えずに組み込む必要があります。要注意です。


で、取付は接着でもいいのですが今回はもっと手軽な方法を使いました。

その名は両面テープ!!

保持力も高くこうした小さいパーツを固定するのにもばっちりです。
(※ちょいと厚みがあるので場所によっては使えません)

そう、くるぶしの黄色いパーツもこれ使って固定してやればよかったんじゃん…orz

弟作る時は絶対そうしよう、ウン;

で、胴体の組み立て。


ここも黄色い楔パーツが多いです。胸に4個、背に2個。
胸はさすがに両面テープでは保持力が心もとないのと、テープの厚みで浮いてしまいそうなので瞬間接着剤を使って保持します。
胸の赤いパーツは2mmのポリランナーを用いて白い胴体パーツに接続しました。


写真はチョット分かりにくいですが白い部分が胴体パーツで、手前が上(首のつく所)になります。
胴体と腹の接続は関節技を使いますが、この軸受穴が貫通して首の軸受にもなるわけです。
首の軸はキャスト一体成型でボールジョイントが付いてますが、これをカットして市販の3mmボールジョイント棒(WAVEのBJ-03だったとおもいます)を用いています。こうすることで保持力を高めるようにしています。

とりあえず今回はここまで。仮面の下の涙をぬぐえッ

拙者とテッカマンブレード その03

すごく間が空いた気がするけどそんなこともなかったZE!

足首を作ったのでそのまま太ももまで駆け上がります。
見かけによらず難易度が高いでござるよ;
前回の足首でもやった軸穴直しを膝で一回、太ももで一回行いました。
球体関節を関節部分にぴったり収めるのが非常に困難で…。

なにかもっと簡単な方法があるのでは!

と思わなくもないのですが思いつかず…かなり悪戦苦闘しております。


膝は軸穴位置で膝下方向に斜めに穴あけするようになっていますが
膝パーツの裏に抜けてしまいそうになりましたのであえて軸をずらして垂直にあけました。
先日お伝えしたプラ棒を用いた軸穴直しですがやはりキャストのほうが柔らかい為、
かぶってしまっている部分を穴あけし直すのはかなり注意が必要です。
プラ棒ではなく、キャスト自体の棒素材がほしいところです…。

太ももはキットの軸穴位置が中心からずれているように見えますがこれが正解です。
ここにグレーのパーツがはまるとピッタリ中心にきます。

踵に黄色いパーツを取りつけます。
ここも試行錯誤しました。
粘性瞬間接着剤だけで最初接着をしようとしたところ、何度もポロリがありました。
どうやら少し隙間があったようです。そこで足首側から1mmのドリルで穿孔し、長さ5mmの
真鍮線で固定しました。(あとからもっと簡単な方法を思いついたのですが後の祭りでござる)



この時点で表面処理を検討中。
塗装をしないにしても白レジンがモールドの陰影を消してしまうのでスミ入れしてやらないといけません。
しかしキャストに直接スミ入れすると汚くにじんでしまう可能性があります。
それを避けるため、事前にトップコートかけてあげる必要があります。
試しにキャストのゲートパーツに光沢スプレーを吹いてみました…爪でバリバリ剥がれる。
あまり弱い皮膜では意味がありません。かといってウレタンクリアーは拙者には敷居が高すぎます;
フィックスプライマー なるものをWEBで見つけましたがつや消しクリアー…つや消し…。
これを吹いて、その上に光沢クリアーを吹く、か。なやましぃ…。